恐山いた子の独り言

青森県の地元大学の弘前大学の研究チームが、東京の昆虫食専門会社と共同で、「トノサマバッタ」の食用化に関する共同研究を始めたというニュース出ていたんだよね。いた子もあまり詳しくはないんだけど、イナゴなら日本国中あちこちの地域で、「イナゴの佃煮」として地域のローカルフードになっているよね。でもトノサマバッタってどうやって食べるんだろうという疑問が出て来るよね。なんでも、唐揚げにするとエビの唐揚げの様な味がするらしいので、エビだと思えば良いのかもね。そもそも、トノサマバッタは生物分類上、バッタ目バッタ科で、イナゴはバッタ亜目イナゴ科の昆虫らしいんだよね。属している「目」が違うので種として違うわけだよね。それにイナゴは、体長もトノサマバッタより小さいから、佃煮にしても食べられると思うけど、トノサマバッタを佃煮にして、あの大きな後ろ足をすんなりと食べられるかという疑問が残るよね。なにはともあれ、トノサマバッタもイナゴの佃煮のように、美味しく食べられるようになると良いよね。それにしてもこの記事で、いた子が注目したのは、「東京の昆虫食専門会社」があるという部分だよ。昆虫食って最近、エコなタンパク源として注目されているんだよね。我々は普通、タンパク源として、家畜の肉を食べるけど、家畜の肉を生産するためには、莫大な穀物を消費するんだよね。人間が、牛の肉を食べて、100カロリーのエネルギーを摂取するためには、牛は植物から1000カロリーのエネルギーを摂取する必要があるらしいんだよね。牛を育てるには、多くの穀物を必要とするから、エネルギー源としては、非効率だよね。その点、昆虫は多くのエネルギーを必要とせず成長するし、成長のサイクルも早いから、タンパク源としては有望らしいんだよね。最近、有名なハンバーガーショップが、植物由来タンパクを使用したハンバーガーを発売している例もあるから、これから環境に優しいタンパク源が求められる時代だよね。

2020年10月08日