恐山いた子の独り言
「前イギリス首相サッチャーの予言」
2020年12月23日に、30年前の外務省の秘密文書が公開になったことニュースに出ていたよね。
その中で、当時のイギリス首相で、鉄の女などと言われていたサッチャー首相と中国の鄧小平との香港返還に関するやり取りのコメントが出ていたんだよね。
当時、天安門事件で200人を超える犠牲者が出ていた時期に交渉が行われたんだよね。当時のサッチャー首相のコメントでは、自国民に天安門事件の様な弾圧を加える中国政府に対して、香港人の将来を託してよいのか疑問を持っていたと言うんだよね。
そのニュースコメントでは、サッチャー首相は、将来香港も天安門事件の様になるのではないかと憂慮していて、まさに現在の香港の状況を予測していたと言うんだよね。
サッチャー首相って、フォークランド紛争の時に、アルゼンチンに占領されたフォークランドを奪取するのに軍事的行動に出るかどうかで内閣内で議論になり、大方の閣僚が軍事行動に消極的だった時に、閣僚たちを一括して「この中に真の男はいないのか?侵略された領土を奪取するのは国家としての義務だ!」と言い、断固とした決意を持って軍事行動に出た女傑として有名なんだよね。
女性と言えども首相になるほどの人で、イギリスの伝統的教育に育まれているゆえにあのような信念を持った女性が生まれるんだよね。そうゆう人って、先見の明もあるから、香港返還当時の中国政府の姿勢を見て、将来の香港を憂慮したんだと思うよ。