恐山いた男の独り言
「ミリオネラーになるためには?」
先週、テレビの経済系の番組を見ていたら、ミリオネラー(その番組では1億円以上の資産を持つ人と定義)の条件というやつをやっていたんだよね。
ある経済系の新聞社が調査した結果らしいんだけど、「世の中にはすごい人達がいるんだな!」と感心したんだよね。
その調査によると、ミリオネラーのタイプには4タイプあって、
1:親が裕福で資産がある
2:遺産相続で資産がある
3:コツコツとお金を貯めて資産運用で増やした
4:会社設立とか特許等自分のビジネス能力で資産を増やした
という4タイプらしいんだよね。
1と2は生まれ持った境遇の問題だから個人の努力ではどうしようもないよね。
4の自分のビジネス能力も、誰でも持っているわけではないので、成功の確率は低いよね。
いた男が注目したのは3のコツコツお金を貯めて増やしたというタイプなんだよね。
これならだれでも平等にチャンスはあるし、一番可能性の高いミリオネラーへの道だと思うのさ。
その調査で判明したミリオネラーの人達の共通点として挙がっていたのは、税金の負担に敏感、若いころに持ち家は持たない、日々の生活は質素。
質素な生活の例として挙げられていた人は、8億円の資産を有する40代の主婦の方で、家族4人の生活で一か月の食費が4万円という人がいて、「うちの子供たちは、最近まで牛肉を食べたことがなかった」と言っている猛者もいたという話だよ。
いずれの人達も、コツコツと貯めたお金をすべて資産運用に回していて、長期に保有するというスタイルで目先の損得に動じないということが資産を増やすコツらしいのさ。
日本人って、お金を貯金するのには慣れているけど、資産運用となると「バクチ」的要素があると思っている人が多いから、資産運用には馴染みがないよね。
でもアメリカあたりでは資産運用が当たり前なので、日本人と同じ給与のアメリカ人でも、老後の資産が何倍も違うという例が沢山あるんだよね。
いた男はお金には縁が無いけど、日本にもミリオネラーと言われる人が沢山いることに驚かされたよね。