恐山いた子の独り言
「クルードラゴン、野口さんを乗せて宇宙へ!」
クルードラゴンの打ち上げが成功して、日本人宇宙飛行士の野口さん、国際宇宙ステーションへ到着したよね。
民間初の宇宙飛行船ということで注目を浴びているよね。
クルードラゴンを所有している『スペースエックス』という会社は、正式名を『スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ』と言って、あの有名な起業家、イーロン・マスクにより2002年に設立されたんだよね。
ボーイング社を含めた並み居る強豪を抑えて、初の民間有人宇宙飛行船を国際宇宙ステーションへ送り込んだのはすごいよね。
スペースドラゴンもすごいけど、いた子がすごいと思っているのは、打ち上げに使用されたファルコン9というロケットが、切り離された後に海上の着陸台へ垂直に着陸する技術だよ。
これまでの宇宙ロケットは2-3段のロケットで構成されて、一定時間噴射して、噴射が終わると切り離されて捨てられていたんだよね。
宇宙ロケットの発射基地ってロシアを除けば大抵海辺りにあるのは、切り離されたブースターロケットが海に落ちて危険が無いからだよね。
秋田県に配備される予定だったイージスアシュアも、演習地の内陸から発射すると、ブースターが地上に落下して危険だということで住民からクレームが出たんだよね。
それに液体ロケットのブースターってロケットそのものだから、回収して使えば繰り返し使えて経済的なんだよね。
そんな事情からも、ブースターロケットが自律的に帰還して、しかも台船の上に垂直に着陸するということは画期的だよね。
飛行機にもオスプレイみたいに垂直着陸するやつはあるけど、あちらは翼が付いていてバランスとりやすいよね。
ロケットのブースターは縦長で寸胴だからバランス取るのは難しいと思うよ。
いずれにしても、民間初の宇宙船ということで現在飛行機で海外へ行っている感覚で宇宙へ行ける日が近いかもね。