恐山いた男の独り言

最近ネットで読んだ記事で、組織で出世するタイプの話しがあったんだけど、いた男も、以前に大きな組織に所属していたことがある大家さんから組織の仕組みに関して興味深い話を色々聞いていたので、「なるほどな!」と納得するところが多々あったのよ。
その記事によると、組織で出世するためには2つのタイプがあり、自分の実力で評価されるタイプと上司から引かれて出世するタイプがあるというんだよね。
自分の実力で評価されるタイプとしては、マネージャーとして組織を動かし実績を上げるタイプと、専門分野で社外的にも全国的にも評価されるタイプがあるらしいんだよね。
上司から引かれて出世するタイプには、上司から可愛がられるタイプ、上司にとって役に立つタイプ、組織にとって役に立つタイプに分かれるらしいんだけど、最も出世しやすいのは上司に可愛がられるタイプらしいんだよね。
概ねどこの組織でも、幹部の中で実力で評価され出世した人の割合は約3割程度で、圧倒的に上司の引きで出世した人が多いと言うんだよね。
上司の引きで出世した中でも最も多いのは可愛がられるタイプで、役に立つタイプは、役に立たなくなると出世の道が閉ざされるという話らしいよ。
最近は実力主義という組織が増えてきたし、自分で起業して成功するには実力が無いと成功しないので、可愛がられるだけでは組織以外では出世できないということだよね。
上司の引きで出世した人が7割もいる組織って、封建社会の殿様と家来の関係と同じで、殿様コケルと皆こけるになってしまうよね。
組織って常に社会情勢に合わせて変化する必要があるから、多様な意見が自由に出ることが必要なんだよね。
一代で大きな会社を育てたような有能な殿様がいる組織は良いけど、上司から可愛がられるだけで出世した人たちが7割を占めるような組織では、時代の流れについていけなくなる気がするよ。

2020年11月24日