恐山いた男の独り言

アメリカ大統領選挙、バイデン元副大統領が当選確実を決めたにも関わらず、トランプ大統領の訴訟攻勢で揉めているよね。
投票で決着をつけたくない人が、選挙で違反があるとか制度自体が違法だとか言い出して、法廷闘争に持ち込むやり方って、訴訟社会のアメリカらしいといえばらしいけど、国民の審判を法廷で争うのはちょっと見苦しい気がするよね。
いた子も書いていたけど、平等な選挙は民主主義の根幹だから、たとえ1票の差でも勝敗は決まるのがルールだよね。
票の数え直し程度なら正当なクレームかもしれないけど、制度が間違っているとかの部類の訴訟は、単なる言いがかりだよね。
一番厄介なのは、敗者が敗北を認めないで延々と法廷闘争が続くことだよ。
法律上の制度だからと言っても、訴訟が続く限り勝者が決まらず、政治の空白が続くということだから、主権者である国民が迷惑するよね。
国民に選ばれて国民の代表として政治をするのだから、あまりドロドロした状況で大統領になってもしこりを残すだけだよね。
大統領にしても町村の首長にしても、主権者の代表として国民とか住民の代理人として政治をするのだから、政治家としての清潔さとか良心を持って国民や住民に尊敬される勝者であって欲しいよね。
政治って国民や住民のためにあるのであって、選挙に勝った人の利益とか名声のためにあるのではないからね。

2020年11月13日