山の神の独り言

秋も深まり朝晩寒くなったよね、山の神が住む下北地方も、朝晩10℃を下回る日が多くなり、山々は紅葉の季節になっているんだよね。
今頃の季節になると、春先の山菜の季節と同じに、あちこちの森の入り口に地元の人達の車が駐車しているんだよね。みんな「キノコ狩り」に森に入っているんだよ。丁度、紅葉の季節に合わせたかのように、森の中にはキノコが生えだして、地元の人達にとっては、紅葉の「紅葉狩り」と秋の味覚の「キノコ狩り」が同時に楽しめる良い季節なのさ。七福神の森にも、いろんなキノコが生えていて、どれも美味しそうなんだけど、山の神はあいにくキノコの専門家ではないので、下手にキノコを採って食べるような「危険」な行為はしないんだよね。でも先週の日曜日に七福神の森のうち大畑方面の森に、森林保守に出かけた時なんだけど、大畑方面の七福神の森の以前の持ち主の方が、趣味でキノコ栽培をしていた後の榾木(ホダ木)が残されていたのを見つけたんだよね。そこに「なめこ」が生えていて、七福神の森からの贈り物として頂いたんだよ。自然栽培のなめこって、人工栽培の「なめこ」に比べて、香りが高く味も良いんだよね。人工栽培の「なめこ」って、チョコレート菓子の「きのこの山」みたいに傘が開いていないので、「きのこ通(つう)」の人に言わせると、傘が開いて大きく成長した天然栽培に比べて、香りと味が劣ると言われているんだよね。確かに食べてみて実感したんだけど、きのこ通の言うと通り、味も香りも良いのに加えて、笠が開いているので食べ応えもあるんだよね。この間取ったところの側に、小さななめこが出ていたので、また取りに行って食べようかな!実は、山の神も今年初めて自然木でキノコ栽培を始めたんだよね。来年あたりはキノコが収穫できるかも?詳しいことはキノコが収穫出来たらブログで紹介するよ。

2020年11月02日