恐山いた男の独り言

いた子もブログに書いていたけど、新型コロナウイルスの猛威が吹き荒れている感じだよね。いた男が今回注目しているのは、中国での新型コロナウイルスの蔓延で、人の流れとか物の流れが停滞して、中国だけではなく、世界中に影響を及ぼしているということだよ。例えば、中国人観光客の激減で、日本中の観光地は大打撃を受けているし、中国の工場で作られている各種機械の部品供給が止まっているので、製造業にも影響しているよね。そんな状況だから、経済の先行きに悲観的な投資家たちが、株式市場から資産を引き上げて、昨日の株価は、日本でも米国でも大暴落しているよね。たかが新型ウイルスと思いたいのだが、されど新型ウイルスになってしまっているよね。それにしても、中国のサプライチェーンの中での重要性は想像以上だったね。機械部品はもとより、食品関係でも、皮むき玉ねぎとか、すりおろしにんにくとかも中国からの輸入らしく、同じものを日本で調達すると値段が3倍になるということらしいよ。全国のラーメン屋さんも新型コロナウイルスの流行で苦しめられているということらしいね。今回の教訓から学ばなければいかないことは、人件費が安いからといって、一極集中はまずいということだよね。リスクヘッジをどうするかということも常日頃から考えておかないと今回のようなことになるんだよね。日本は平和で、非常時とかあまり考えていないから、リスクヘッジなどということは社会的に定着していないものね。中東の石油の問題でも、政情が不安定になるたびに言われていることだけど、あまり改善していないよね。

2020年02月26日