山の神の独り言
最近、注文した覚えのない謎の種が郵送されてくるという事件多発しているよね。日本でも、アメリカとかイギリスでも発見されて、世界的広がりを見せているよね。送り元は、中国だという形跡があるらしいんだけど、未だ明らかにはなっていないよね。アメリカでは、届いた種を庭に植えたら、得体のしれない植物が短期間で巨大に育ち、巨大な実まで付けたというニュースまで出ているよね。アメリカの当局は、品種が特定できなく、危険植物の可能性があるとして、即刻撤去処分したらしいけど、得体のしれない種が巨大に成長して実まで付けるのは、ちょっとした恐怖だよね。誰がそんなことをしているのかは明らかではないけれど、山の神は多少恐怖を感じているんだよね。最悪のストーリーとしては、遺伝子組み換えで作られた植物で、繁殖すると他の地元植物を駆逐してしまうというストーリーだよね。あまり大げさには考えたくはないけど、誰かが意図して、自然生態系をかく乱するための策略だったりしたら大事になるよね。それでなくても最近は、外来植物とか外来動物が繁殖して、従来の生態系に影響を与えているという例が多く報告されているからね。自然の摂理として、環境に適した動植物が、適所に繁栄して独自の生態系を作り出すので、それが自然なんだよね。それぞれの地域で、人類と自然はその中で調和して歴史を作り上げてきたんだから、外来種により自然の生態系が乱されるのは大きな問題だよね。考え過ぎだと思うけど、もしも誰かが意図して、世界の自然系をかく乱するために遺伝子組み換えの種子をばらまくとすれば、いわゆる「バイオテロ」となって世界の自然系は破壊されて、人類にも大きな影響をもたらすよね。今回の種の問題がそんなことにならないように祈るばかりだけど、自然系の生態というのはそれだけ人類と深くかかわって、生活環境を守ってくれていることを実感として感じるんだよね。山の神も森林の自然の中で仕事していると、人間って自然に守られ、自然と協調して生きていることを強く感じるんだよね。