恐山いた男の独り言
欧州中央銀行の初の女性総裁のクリスティーヌ・ラガルドさんって知っているよね。テレビのニュースでEU関係の話題が出て来ると、頻繁に画面に登場する白髪の女性だよね。そのラガルドさんが、世界各国の新型コロナウイルスの対応に関して、女性の指導者が率いる国での対応が優れていると、個人として称賛しているというんだよね。ラガルドさんが言うには、ドイツのメルケル首相をはじめとして、台湾、ベルギー、ニュージーランド等の女性指導者は、科学的根拠に基づいた「非常に率直で透明性の高い説明」をすることで、国民が守るべき行動規範を国民に理解させ、国民の協力を得ることで、新型コロナウイルスの封じ込めに成功していると言っているんだよね。確かにこれらの国では、新型コロナのパンデミックの封じ込めに成功しているよね。いた男が思うには、女性指導者の人は、変な利害とか裏に秘めた思惑というものが少ない気がするんだよね。だから男性指導者よりも率直で透明性が高い行動が出来るんだと思うんだよね。政治家になる人って、男女に関わらず、最初は理想に燃えて政治家になるんだと思うけど、政治力学の中で揉まれている中で、政治的配慮とか、尊宅とか、自己顕示欲など諸々の政治の透明性を妨げるものに染まってしまうんだと思うよ。女性は男性と違って、その辺の欲望が少ない人が多いので、トップに立っても透明性を維持できるんだと思うんだよね。女性で指導力のある人って少ない気がするけど、いた男が思うには、女性は透明性が高いという観点から、政治家とか指導者にむいていると思うんだよね。女性指導者なら、完敗と分かっている戦争を始めるような愚かな決断はしないと思うよ。明治憲法公布以来、女性首相は未だ出ていないけど、そろそろ日本でも女性首相出ても良いよね。