山の神の独り言

梅雨のうっとうしい天気続いているよね。雨を好きな人はあまりいないと思うけど、雨って自然にとっては欠かせないものだよね。「穀雨」という言葉もあるように、春先の雨は百穀を育てるというんだよね。事実、農作物は一雨ごとに成長するし、庭の雑草も一雨ごとに成長して、庭持ちの人達を草取りの重労働に駆り立てるんだよね。七福神の森でも、一雨ごとに雑草とか灌木が成長して、山の神を悩ませているんだけど、反面、ヒバの苗木とかも成長するから七福神の森にとっては、雨はありがたい恵みなんだよね。最近、山の神を喜ばせているのは、ヒバの苗木が欠けた場所の穴埋めに、今年の春に植えた唐檜(トウヒ)の新芽が伸び出していることだよ。唐檜という木は、クリスマスツリーで有名なモミの木に似ているんだけど、モミ属ではなく、松科トウヒ属の木なんだよね。ヨーロッパのクリスマスに使われているクリスマスツリーは、モミの木よりも、ドイツトウヒが多いということらしいよ。七福神の森では、今、唐檜の新芽が噴出していてモコモコとして可愛いんだよね。唐檜の芽って、丸いつぼみから、新芽がもりもりと出てきて、モコモコとした新芽になるんだよ。それがとても可愛くて、山の神の心をキュンとキャッチしているんだよね。七福神の森の写真にもアップしておくので、是非見て下さいね。

2020年07月16日