恐山いた子の独り言
ラグビーワールドカップの日本代表で活躍した、福岡堅樹選手、オリンピックの7人制ラグビーの参加を断念して、医学部進学を決めたよね。外国ではオリンピックで金メダルを取ってから、医学部へ進学するというケースはこれまでも知られているけど、日本では珍しいよね。これまで日本では、運動部の部活と両立して医学部へ進学しただけでも、「文武両道」と称賛されていたけど、福岡選手の場合、ラグビー日本代表で、しかもワールドカップでトライを挙げている、超一流選手だから、野球で言えば、甲子園レベルではなく、プロ野球へ入って活躍してから医学部へ進学したみたいなものだよね。いた子は、「文武両道」の人を見ると、才能のある人はどこまでも才能があるんだな!と感心するんだよね。昔、いた子の知っている人で、東京芸大のバイオリン科を志望して合格ラインにいた人が、音楽では飯は食えないのではないかと周囲の人に諭されて、医学部へ入ったという人も居たから、あの人も文武両道だと、いた子は思っていたんだよね。日本では、スポーツをやると勉強が出来なくなるから、レベルの高い大学を目指す人は、スポーツをやらない傾向があり、全体的にそうゆう雰囲気が醸成されているよね。でも才能のある人なら、「文武両道」も可能だと、いた子は思うんだよね。才能のある人の、文も武も伸ばしてあげて、日本でも、オリンピックで金メダル取ったから、後は医学部で勉強するとか、金メダル取ってから弁護士になったとかいう人が多く出て来るような環境になるといいよね。