恐山いた男の独り言

アベノマスク全国に行き渡って、何かと話題になったよね。マスクの話題に関しては、いた男達のブログでも話題になったけど、相変わらず欧州ではマスクをしない人が多いし、アメリカでは公衆の場ではマスク着用が義務付けられた州が多かったから、アメリカ人はマスクをしている人が多くなったよね。マスクのウイルスに対する効果に関しては、いろいろな説が出ていて、議論になったけど、最近、香港大学とハーバード大学の共同研究で、マスクが飛沫防止によって、ウイルスの感染拡大を防ぐ効果があるという論文が出たよね。論文によると、種々の種類のウイルス感染患者を、マスクをした群とマスクをしない群に分けて、呼気中のウイルスを検査した結果、マスクをした方がウイルスの拡散が少なかったというんだよね。その結果を裏付ける事実として、ニューヨークでは、マスクの着用を義務化してから、新型コロナウイルスの感染拡大のスピードが鈍化したという事実もあるらしいよ。たしかに、ウイルスは不織布とか布の網目より小さいので、ウイルス単独の侵入を防ぐのはできないかもしれないけど、飛沫となると粒子が大きくなるから、マスクにトラップされるという理論だよね。やはり、マスクをする習慣のあるアジア人の社会と、マスクをする習慣の無い欧米人の社会では、マスク効果によって、新型コロナウイルスの拡散力が違うわけだから、パンデミックの拡散力がアジアと欧米で違ってくるんだろうね。これを教訓に、欧米人もウイルスの流行期にはマスクをするような習慣をつけることがより科学的だよね。

2020年06月18日