恐山いた男の独り言
アメリカで、白人警官が黒人の首を押さえつけて、死亡させた事件に対する抗議デモ広がっているよね。一部で暴動まで起こって、トランプ大統領が、合衆国軍を出動させるとまで言っているらしいよね。それに対して、益々反発が強まって暴動が治まる気配が無いのには、いた男も心を痛めているんだよね。それにしても、いた男が驚くのは、抗議デモが暴徒化して店舗を破壊して略奪行為が横行していることだよ。人種差別問題に抗議してデモしているのに、何も関係の無い店舗を破壊して略奪行為を働くということ自体、常軌を逸しているよね。はっきり言って、人種差別反対デモに便乗した強盗だよね。なんでこんなことが起こるのかと、いた男は不思議に思って色々考えているんだよね。そもそも黒人差別とか人種差別ということが、自由と平等を世界中に声高に呼びかけていて、自由と平等のシンボル的国であるアメリカに存在するということが不思議だよね。日本はアメリカほど、自由と平等にこだわった部分は無いけれど、人種差別抗議のデモで略奪行為が起こることは100%無いものね。暴動に走る人達って、普段から社会的疎外感とか貧富の格差に対する不満を抱えているからだろうと思うんだよね。世界的な傾向を見ると、貧困国ほど、また貧富の差が大きい国ほど治安が悪く暴動が多いという印象があるもんね。アメリカも貧富の差は大きいと言われているけど、オバマ前大統領のように黒人系の人種から国のトップが出るくらいの国なんだから、人種に関係なくチャンスはあるんだよね。チャンスを掴むか、逃すかは各人の心がけ次第だよね。