恐山いた子の独り言

「86歳の走り幅跳び世界記録保持者の生き方に学ぶ」

テレビのニュースでやっていたんだけど、最近、マスターズ陸上の80歳以上の部門で、走り幅跳びで3メートル83センチを跳躍して、世界新記録っを出した86歳の日本人男性が居るらしいんだよね。その人は、京都大学の教授を退職してから、広い畑を耕して、毎日本を読まないと寝れないという、いわゆる「晴耕雨読」の生活をしているらしいんだよね。昔から、学問をした人達は、退職したら晴耕雨読の生活をしたいと思っている人が多いんだよね。好き放題本を読めるという事は、読書好きの人達には憧れの生活だよね。それでも本は食えないので、畑を耕して自給自足の生活をするんだよね。七福神家の大家さんも大の読書好きなので、晴耕雨読の生活には憧れているらしいんだけど、仕事が趣味の人だから毎日あくせくと働くのが性に合っているらしいんだよね。大家さんはさておいて、その世界記録保持者の方は、学生時代に走り幅跳びをやっていた以来、幅跳びの競技歴は無かったらしいんだけど、退職してから再度やりはじめたらしいのさ。練習のために、自分の広い畑に助走路と砂場を自作して毎日練習しているらしいんだよね。その方は、学生時代にそんなに有名な選手ではなかった様なんだけど、毎日コツコツと練習している成果が出ているんだよね。選手時代には世界記録を持っている様な人でも、引退して何もしていなければ年齢と共に「普通の人」になってしまうけど、現役時代有名でない選手でも、年齢を重ねても若い時代のパフォーマンスを維持できていれば、いつかは何もしていない元世界記録保持者を追い抜けるということだよ。七福神家の大家さんが良く言ううんだけど、どんな平凡なカメでも、ウサギが寝ている間に地道に休まず走れば、ウサギより先にゴール出来るという事だよね。七福神家の大家さんもどちらかというと「カメ人間」なので、今回のニュースの様な話が大好きなんだよね。人間、毎日・コツコツが大切なんだよね。


2022年10月03日