恐山いた子の独り言

新型コロナウイルスの騒動であまり注目されなかったけど、JAXAの国際宇宙ステーション補給機「こうのとり9号機」の打ち上げ、成功したよね。これまでの9回のミッションで、成功率100%だから、日本の衛星打ち上げ技術もほぼ確立された、といた子は思うわけよ。衛星打ち上げビジネスは、世界各国でしのぎを削る最先端の科学技術だからね、安定した打ち上げ技術って科学技術のレベルを維持するという意味でも、国家的にも必須になっているよね。「こうのとり」の計画では、JAXAの当初計画としては、ドッキングタイプの補給機を計画していたらしいんだけど、日本のドッキング技術の実績が無くて、NASAから反対されて、今みたいなロボットアームでキャッチするタイプの補給機になったんだよね。「こうのとり」は今回が最後の打ち上げで、次回からは新しい補給機のHTV-Xが次世代ロケットのH3で打ち上げられる予定らしいよ。HTV-Xは、国際宇宙ステーションだけではなく、月起動を周回するステーションへの補給も視野に入れて開発されているらしいのさ。いよいよ人類の月移住が視野に入ってきたという感じだよね。新型コロナウイルスのパンデミックで暗い話題が多い最近においては、数少ない夢のある話題だよね。日本の科学技術も月開発に寄与しないと、科学技術の面で国際的に後れを取ってしまうのだから、JAXAには是非頑張って欲しいよね。

2020年05月27日