恐山いた子の独り言
「G7サミットで思った日本人の英語力」
G7サミット盛況に終わったよね。終盤ではウクライナのゼレンスキー大統領の訪日というサプライズまであって、議長であった岸田首相の株が上がった形になったよね。事実、G7サミット終了後の岸田内閣の支持率が上昇しているという報道もあったよね。いた子が印象的だったのは、報道番組などでテレビに映し出される映像で、岸田首相が堂々とG7サミットの首脳達と会話している場面なんだよね。知っている人も多いと思うけど、岸田首相は、以前外務大臣をやっていて、英語が堪能な政治家なんだよね。昔の日本の政治家は、英語が話せない人が多かったから、G7サミットでの記念撮影でも、一番端に居るケースが多かったけど、岸田首相はその点では堂々としていたんだよね。七福神家の大家さんが言っていたけど、大家さんが国費留学でアメリカに居た時に、大学の課外授業で英会話の講座があって、大家さんも受講していたらしいんだよね。その時の話で大家さんが言うには、受講生には日本人と韓国人が多く、講座のアメリカ人講師が言うには、日本語と韓国語は文章中の動詞の位置が英語などの欧米の言語と違うので、英語に馴染みにくい文化的ハンディがあるという話だったんだよね。確かに、文章中では、英語の動詞の位置と日本語の動詞の位置は違うので、英語の文系に慣れるまではかなりの努力が必要だと思うんだよね。留学先が、テネシー州にあるバンダービルド大学の医学部だったので、英会話講座で勉強していた日本人の多くがお医者さんで、自分で英語の論文を書いていた人達だったんだけど、皆さん異口同音に言っていたのは、アメリカの英語の授業は分かりやすい、俺たちも日本でアメリカの様な英語教育を受けたら、英語の苦手感は無かったと思うという事なんだよね。確かに昔の英語教育は分かり難かったけど、最近はその反省もあってか英語教育はより身近なものになっているよね。岸田首相の様に、諸外国の人達と英語で互角に渡り合えないとこれからの国際社会はやっていけないよね。いた子は、日本の伝統的文化を重んじる人だから、英語よりも古語の方が得意なんだけど、いた子の住む恐山にも外国人観光客が大勢来るようになったので、いた子も国際化が必要かもね。