恐山いた子の独り言
「七福神家の大家さん、岩手県の八幡平でスキーを堪能す!」
七福神家の大家さんは、冬のスポーツが大好きで、スキーは得意中の得意なんだよね。以前もブログに書いたけど、このところ大家さんは、孫たちのスキースクールの保護者役で、スキー場へ行ってもスキーが出来ない状態だったんだよね。そんな大家さんに、孫たち抜きのスキー旅行の話が舞い込んで、大人だけのスキー旅行が実現したんだよね。行先は、岩手県の八幡平スキー場で、雪質が良いので有名なスキー場なんだよね。八幡平スキー場は、大家さんが若い頃に、子供達にスキーを教えるために毎年行っていたスキー場なんで、大家さんも愛着のあるスキー場なんだよね。スキーの腕には自信を持っている大家さんでも、しばらくスキーをやっていないので、「無理な滑り方はしないでね!」と周囲から釘を刺されていたんだけど、いざゲレンデに立ってみると昔の感覚が戻って来て、最初はパラレルで大回りしてゆっくり滑っていたんだけど、そのうち若い頃の感覚が戻ったと言って、ウェーデルンで滑り始めたんだよね。パラレルとウェーデルンの違いは皆も知っていると思うけど、一般的には、スキーをそろえて大きく回転するのがパラレルで、スキーをそろえたまま小刻みに回転するのがウェーデルンだよね。大家さんは昔、子供達にスキーを教えるのに、女の子なんだからパラレルで斜面を大きく使って優雅に滑りなさいと教えていたんだけど、自分ではスキーを速く回転させるウェーデルンの方が好きなんだよね。大家さん曰く、ゲレンデの中央部は人が多くて滑りにくいので、ゲレンデの端っこをウェーデルンで真っ直ぐ降りるのが楽しいと言って、ゲレンデの端っこばかりを滑っていたんだよね。2-3本も滑ると感覚が戻って来るらしく、昔みたいにガツガツとウェーデルンで滑りだしたんだよね。周囲からも、「昔の腕落ちてないね」などと言われて気分良くしたみたいで、学生時代みたいにガツガツ滑っていたんだよ。大家さん、お気に入りのスキー場で、気力も体力も若返ったのかもね。