恐山いた子の独り言

「新型コロナで薬が足りない!七福神家の大家さんの叫び!」

新型コロナの流行で自宅待機の患者さんが増えているよね。最近は、電話診療で薬だけ処方になる患者さんが多く、七福神家の大家さんの薬局もFAXで処方箋を受けて、薬を非接触で配達することが増えているんだよね。大抵の患者さんは、発熱、喉の痛み、咳、鼻水という症状が多いので、処方される薬も決まっているんだよね。そんな中で、最近、多く処方される薬の供給が滞っている物が増えているんだよね。特に、咳止めとか痰の薬とかは、供給が全く止まってしまって、在庫を使い果たしてしまい、調剤を断るケースも増えているという七福神家の大家さんの話なんだよね。大家さんが言うには、自分達の発注ミスで欠品を出すのは自己責任で自分達が責められるけど、製薬メーカーの供給が止まって欠品を出すのは、誰の責任なんだ?と言っているんだよね。今のところは、薬を持っている薬局さんが他にあるから、そちらへ行ってもらって済んでいるけど、何処の薬局にも薬が無くなったらどうするんだろうね?七福神家の大家さんが言うのは、薬って人命の関わる重要物資だから、原薬と製品を含めたサプライチェーンをしっかりしておかないといけない物資だよね。新型コロナとウクライナ戦争で、半導体が不足しているので、国家戦略として半導体の確保を目指すとか言って、莫大な税金を投入して台湾の半導体メーカーを誘致しているよね。確かに半導体は、いまや「産業の米」と言われ産業の生命線に関わる物だから税金を投入してでも守らなければいけない物資だけど、医薬品だって国民の生命に関わる重要物資だよね。七福神家の大家さん曰く、医薬品のサプライチェーンも、諸外国の事情に影響を受けない様な、原薬の製造から、製品の製造まで、国内完結型のサプライチェーン確立する必要があると言っているんだよね。現在の国内製薬企業は、安い原薬を海外から調達して、国内で製品を製造しているパターンが多いんだよね。大家さんが言うには、政府が補助金を出してでも、国内完結型の医薬品のサプライチェーンの確立を目指して欲しいと現場の声として、大きな声で叫んでいるんだよね。

2022年11月14日