恐山いた子の独り言

「大谷翔平選手アメリカンリーグのMVP受賞」

大リーグのエンジェルスの大谷選手、アメリカンリーグのMVPを受賞したよね。しかも、選考委員である記者の30名の満票での受賞というから、本当にすごいよね。
100年前に、投手で10勝、ホームラン10本の偉業を成し遂げたベーブ・ルースと比較しても過小評価になるほどの偉業だと、米メディアも絶賛の偉業なんだよね。残念ながら投手としては、9勝2敗で10勝には届かなかったけど、ホームランは46本、盗塁も26盗塁、打率も打点も好成績を残して、打って、投げて、走って、まさに「鬼神」のごとき活躍だったよね。
以前も、NHKの番組を見た時の感想をブログで書いたけど、渡米後4年間、たゆまぬ努力を続けた結果だよね。いた子が最も感心したのは、受賞を聞いた時も淡々として聞いていて、記者からの質問で「今日は帰ってからどんなお祝いをしますか?」という質問にたいして、「特に何もしないと思います、明日もトレーニングがありますので、帰ったら早く寝ます。」と言ったことだよ。普通、世界最高峰のMLBでMVPを取ったら、舞い上がって喜ぶと思うけど、全くそんな様子が無かったことが驚きだよね。
大谷選手も言っていたけど、今年を最低限のラインとして、さらに上を目指すという姿勢も驚嘆だよね。MVPのさらに上ってどんな世界なんだろうね。上には上があるという事なんだろうけど、計り知れない器の人間だよね。良い時も、悪い時も、一喜一憂しない安定した精神力が大谷選手を支えているんだろうね。東北人らしい朴訥で堅実な人柄が世界から評価されたんだよね。
東北の最北端に400年も住んでいる、いた子も、同じ東北人として自分の事の様に嬉しいよ。大谷選手、おめでとう!

2021年11月22日