恐山いた子の独り言

「自民党総裁選終わり日本のリーダーは?」

自民党の総裁選が終了して、新総裁に岸田さんがなったよね。自民党の総裁って、同じ主張の政策集団の中の選挙だから、政策とか主張がとても似ていて、各候補の特徴が見えてこない選挙だよね。極端に言うと、誰が総裁になっても自民党の政策はあまり変わらず、日本の政治体制も変わらないという事なんだよね。
野党の方では、同じ井戸の中で政策論争してみても意味がないと言っている人が多いよね。それでは、岸田さんはどうして、総裁に選ばれたのかを考えると、選挙の仕組みと政治パワーのバランスが勝敗を左右している面が大きいような気がするんだよね。党員票で圧倒的に支持が得られていたとしても、得票数で過半数を取らないと上位2名による決選投票になり、決選投票では、党員の支持(イコール大衆の支持)よりも政治的パワーが物を言う世界になっているよね。自民党の各派閥でも、1次選挙は自由投票でも、決選投票では派閥の拘束をかけて、派閥単位で票を動かしている派閥が多いよね。
それが政治というものだ、と言ってしまえばそれまでなんだけど、それでは民意ってどこで政治決定に反映されるんだろうね?と素朴な疑問を持ってしまうのは、いた子だけだろうか?確かに、国会議員という、選挙で選ばれた人達による選挙だから、それが民意だという論理かもしれないけど、派閥の意向って果たして民意を反映しているのかもちょっと疑問に思う節もあるんだよね。いた子は恐山の精霊なので、選挙権は無いけど、安倍前首相の様に、世界のリーダー達と互角に話が出来るリーダーが欲しいよね。

2021年09月30日