恐山いた子の独り言

「災害時の対応は迅速性が必要!」

8月10日下北地域が豪雨に襲われて、床下浸水等の被害が出たんだよね。国道279号線の橋が崩落して、通行不能になり、孤立地域が出たんだよね。ニュースで見た人も多いと思うけど、むつ市の大畑地区というところでは、一部床下浸水になり、住民が避難するという事態になったんだよ。
いた子の大家さんの薬局の従業員の方も、その地域に住んでいる方がいて、床下浸水の被害が及び、避難所に避難して出社できなかった方もいたんだよね。大家さんの薬局がある地域でも、薬局の目の前の道路が川の様になって、自動車のタイヤの半分くらいまでの水深になり、車が水しぶきを上げて走る光景が見られたんだよ。幸い、大家さんの薬局は道路より少し高かったので、浸水の被害はまぬかれたんだけど、道路で車が上げる水しぶきの波が部分的に敷地内に流れ込んで、泥水が流入した場面もあってかなり緊迫した状況になったんだよね。瞬間的に停電もあり、直ぐに復旧したんだけど、市内の他の地域では停電が長引き、調剤できなかった薬局もあったという話も聞いたんだよね。橋が崩落して孤立した地域では、交通が遮断されてしまったので、まる二日間住民と温泉街の宿泊客が孤立したままだったんだよね。崩落した橋って、小さな川に架かった橋で、すぐそばに向こう岸が見えているんだけど、橋が崩落している限り車は通れないよね。
こうゆう時の緊急対応って一刻を争うから、むつ市としても国と県に災害支援を要請したらしいんだけど、朝の8時に要請を出して、返事が来たのが夕方の5時だったという遅さだったらしいんだよね。今回は幸い大したことにはならなかったので良かったけど、災害支援が、災害発生から9時間も経ってから発動していたのでは、災害が大きい場合、9時間の間に被害が拡大するんだよね。
今回は大家さんも、薬局の目の前の道路を濁流が流れ、その一部が敷地内に流れ込んだので、すごく心配したらしいんだよね。緊急対応って、早さがキーポイントだから、9時間も経ってからだと遅すぎるよね。

2021年08月20日