恐山いた男の独り言

「オリンピック終わって、IOCバッハ会長銀ブラす?」

IOCのバッハ会長が、SPを従えて「銀ブラ」していたニュース出ていたよね。大方のマスコミは批判的な評価のようで、かなりのブーイングが巻き起こっている状況だよね。
それはそうだろう、オリンピック選手たちを「バブル方式」という外部と遮断した状態に規制して、オリンピック村へ閉じ込めておきながら、規制している本人が、東京第一の繁華街の銀座をブラついていたのでは選手達に対して示しがつかないよね。オリンピック村から抜け出して観光していた選手には、出場停止処分をしておいて、自分が「銀ブラ」はちょっとまずいのではないかと誰もが思うよね。
そもそもバッハ会長って、単なる国際組織の会長であるだけなのに、「天皇陛下に会わせろ」などと訳の分からない「不遜」なことを言ってみたりして、かなりの「鼻つまみ者」になっていたよね。
確かにオリンピックって、国を挙げての大行事なので、IOCに対して協力はしたいけど、スポーツ団体ならスポーツ団体らしく、謙虚で爽やかな態度で居て欲しいよね。IOCが「俺様」になっては世界の人々の共感は得られないよね。あまり言いたくはないけど、最近のIOCって、オリンピックに関わる金の集金能力が上がっているから、委員たちもIOC貴族みたいになっている感じがあるんだよね。開催都市を決定する選挙でも、金銭買収があったりして、ドロドロした感じがぬぐえない組織になっているよね。
いた男としては、選手達をオリンピック村に閉じ込めておきながら、「銀ブラ」しているバッハ会長の思考回路の中に、IOCの「おごり」を見る気がするんだよね。100年前に、クーベルタン男爵が唱えたオリンピックの精神に舞い戻る必要があるのではないだろうか?

2021年08月13日