恐山いた子の独り言
「日本のサイバーセキュリティ―能力?」
最近、ネットのハッカーによる犯罪のニュースしばしば出ているよね。
最近、国家安全保障に関する本を読むことがあって、安全保障に関する問題を真剣に考えるようになったんだよね。安全保障と言っても、国家安全保障から、企業の安全保障、地域社会の安全保障等など、沢山あると思うけど、ネットセキュリティーに関する安全保障ってすごく大切だと思うんだよね。
いた子のように呪文の世界で生きている古い人間でも、ネットが無ければアマゾンで買い物も出来ないし、遠出する時にグーグルマップで検索しないと道に迷ってしまう時代だから、インターネットって生活の一部だよね。でもインターネットを使っていると、いつの間にか怪しげなセキュリティーシステムの無料を装ったダウンロードのお知らせが出て来て、うかつにダウンロードすると、お金を要求されたりすることが多いよね。そんなことを身近に経験すると、いまやインターネットの世界って、「生き馬の目を抜く」世界になってしまっている実感が湧くんだよね。
最近読んだ、国家安全保障に関する本にも、サイバーセキュリティは国家の最重要事項だという事を書いてあったんだよね。現在は、国家機関、地方自治体、田舎の小さな商店までインターネットに依存した体制になっているから、インターネットの安全って本当に最重要事項なんだよね。サイバーセュリティのレベルに関しては、アメリカが群を抜いて優れているということで、中国、ロシア、イギリス、フランス、イスラエルなどが2番手に来るらしいんだけど、日本は先進国の中では、最下位の3番手グループに居ると言う話なんだよね。そんな状態では、アメリカの石油企業みたいに、ハッカー集団に狙われたら、国家機能がマヒして、田舎の商店までシャッターを開けられない事態になってしまうよね。
アメリカの石油企業は、システム救出のために身代金を払ったけど、優秀なFBIが身代金を奪い返してくれたんだよね。はたして日本ではどうかな?という心配あるよね。社会システムを守るという安全保障という観点からも、サイバーセキュリティのレベル向上は必要だよね。