恐山いた男の独り言

「新型コロナウイルスインド変異型の脅威」

新型コロナウイルスのワクチン接種も徐々に進みつつあり、一応安心感が広がっている雰囲気が出てきているよね。
でも、いた男が最近気になっているのは、新型コロナウイルスのインド変異型のことなんだよね。インド変異型ウイルスって従来型コロナウイルスの約1.7倍の感染力を持っていると言われているよね。最近、心配な研究結果も出ているようで、現在のワクチンを接種して、抗体を獲得した人でも、約6割の人が、インド変異型コロナウイルスに感染する可能性があるというんだよね。ワクチンの接種が進んで、規制が解除されているヨーロッパでも、サッカーのヨーロッパ選手権が開催されたけど、そこに集まった多くの人達がインド変異型に感染したというニュースも出ていたよね。東京都内でも、ワクチンの接種が進んでいるにも関わらず、コロナウイルス感染者が増加傾向にあるのは、インド変異型の占める割合が増えているからだという意見もあるよね。
インド型変異コロナウイルスのL452R変異型って、獲得免疫を担うHLA-A24というT細胞の監視から逃れる能力を持っているという事だから、日本人の約6割がこのHLA-A24免疫細胞を持っているという事なんだよね。
いた男がさらに心配するのは、ヨーロッパサッカー選手権で集まった観衆は、ワクチン接種を受けているにも関わらず、インド型変異コロナウイルスの感染者が出ているという事だよ。日本でも、コロナワクチン接種が進んでいるけど、けっして安心はできないという事だよね。
東京で感染者が増加傾向を示しているこの状況で、ヨーロッパサッカー選手権と同じように、観客を入れてオリンピックをやっていたら、ヨーロッパ同じとことになっていたよね。新型コロナウイルスの特徴として、変異が進みやすいということが言えると思うんだよね、この調子だと、世界のどこかの感染爆発地域で、次々と変異型が発生して、収集が付かなくなるんではないかと心配しているんだよね。

2021年07月19日