恐山いた男の独り言

「新型コロナウイルスワクチンの接種の是非?」

新型コロナウイルスワクチンの接種、全国的に進んでいるよね。高齢の方々は、2回目も済んだ人が多くなってきているよね。いた男の大家さんの「七福薬局むつ」の患者さんでも高齢の方々は、2回目の接種を済ませた方が多いと大家さんは言っていたよ。
大家さんの話では、全国的傾向と同じで、2回目の接種の時に熱が出たり、体調が悪くなったりする人が多いけど、ほとんどが1日の風邪程度の症状で終わり、大きなトラブルは無い様子だよ。高齢者の接種が終わると、今度は若い人達にも接種対象が広まり、これからが新型コロナワクチンの接種の本番だよね。大家さんも、むつ市の集団接種のお手伝いに行って、社会のお役に立つんだと張り切っているよ。
ワクチンの接種が拡大すると、感染してもさほど重症にならない若い人達は、副反応を考えれば、果たして接種して良いものか否かと迷う人も多いと思うんだよね。実際、文部科学省は学校での集団接種に関して、実施することが生徒に対する強制になる可能性が否定しきれないという事で、学校での集団接種に関して慎重な意見だよね。でも、いた男が思うには、新型コロナワクチンの接種って、社会的責任でもあると思うんだよね。国民全体で集団免疫を獲得して、コロナウイルスに対して安心安全な社会にするためには、国民の70-80%の人がワクチンの接種を受けて、免疫を獲得する必要があるんだよね。副反応が怖いという事で皆がワクチン接種を拒否したら、集団免疫の獲得が出来なくなるんだよね。感染者の年齢を見ても、若い人が結構多いので、若い人も感染防止に関しては一定の責任を果たすべきではないかと思うんだよね。
副反応って、絶対起こらないとは言えないけど、確率的にはすごく少ないし、副反応が出たとしても軽い風邪程度なので、「恐るに足らず」だと思うんだよね。コロナ禍って、一種の国難だよね、これまでの幾多の災害に打ち勝ってきた日本人の美徳が、コロナ禍の国難にも通用すると、いた男は思うんだよね。新型コロナワクチンの接種を、個人の問題としてとらえるのではなく、社会全体の問題としてとらえて、社会奉仕のつもりで老若男女こぞってコロナワクチンの接種を受けて欲しいよね。

2021年07月01日