山の神の独り言

「山野新緑に燃ゆる!」

山の神の住む下北地方では、初春の5月を過ぎて6月に入ると、新緑の季節になるんだよね。新緑の季節って爽やかでとても良いと山の神は思っているんだよね。木々の葉が芽吹いて成長するので、森の中は新緑で溢れるという感じになるんだよ。まるで森の木々の中から新緑が湧き出て来る感じだよね。
下北地域では、この季節は梅雨の前だけど結構雨が降り、一雨ごとに緑がモリモリ成長してくるんだよね。新緑って、希望の色だから誰でも好きだと思うけど、今下北の山野は「新緑に燃ゆる」という言葉がぴったりな季節なんだよね。七福神の森へ行く道々でも、両側新緑に包まれ、「新緑街道」を走っている気分になり、ついつい見とれてしまうんだよね(運転中危ない!)。新緑の季節は、気温も適度に暖かく快適だから、車の窓を開けて。爽やかな風も感じられるよね。
七福神の森も、木々が一斉に芽吹いているので、今年の成長が楽しみだよ。4月に植えたトウヒとトドマツも順調に成長して、新芽を吹いているし、ヒバの成長も楽しみだよね。
一方で、自然現象なので仕方ないけど、雑草も一雨ごとに成長して、森の全面を覆っている状況になっているんだよね。雑草も一雨ごとにグングン成長して、その速さは木の芽の比ではないよね。牧草系の草などは、山の神の身長くらいまで伸びていたりするんだよね。雑草の生命力ってすごいなと思うと共に、雑草を成長させている自然の力ってもっと凄いよね。
下北地域では、7月に入ると気温がぐんと上がって、暑くなり緑も濃くなるので、それまでの短い間、爽やかな風と共に新緑を楽しみたいよね。

2021年06月24日