恐山いた子の独り言

新型コロナウイルスの非常事態宣言出されることになったよね。東京での感染者が1,000人を超えてしまったから、むしろ遅かったと捉える見方もあるよね。北海道では、感染拡大の初期に、非常事態を宣言して、ある程度の効果が出ているからね。北海道と東京では、非常事態宣言が国全体に与える影響が違うとしても、非常事態宣言を出すのに躊躇していた感はあるよね。非常事態宣言の中で、いた子が気になっているのは、若者の集団行動で感染者が出ていることだよ。4月7日のニュースでは、東京の某超有名私立医学部で、研修医が40名程度集まってコンパをした結果、感染者が十数名出たというニュースが出ていたよね。いた子の住む青森県でも、県内にある某国立大学医学部の学生が卒業旅行でスペインに行って新型コロナウイルスに感染したというニュースで顰蹙をかっているんだよね。東京の有名医学部の公式コメントでは、医療人としてあるまじき行為だと明言しているよね。いた子としても、それは当然だと思うよ、欧米の医療現場のひっ迫している状況を見れば、医療人としては、同級生同士集まって酒を飲んでいる場合じゃないよね。若いからと言ってしまえばそれまでだけど、医師として負っている社会的責任感というものがみじんも見られない出来事だと思うのよ。高い学費を払って、自分で勉強して取得した医師の国家資格だと思っているかもしれないけど、一人の学生が医師の国家資格を取るまでにかかっている大学への莫大な国の補助金のことを考えれば、医師に関わらず、国家資格というものは国民の税金で与えられている賜物だと考えるべきだよね。そう考えれば、新型コロナウイルスの様な国の国難に対して医療人としてもっと真摯な態度が必要だと思うんだよね。欧米の現状を見れば、新型コロナウイルスのパンデミックというのは、東日本大震災に匹敵するような国難になりうる可能性があると、いた子は思うわけよ。国民一人一人が、東日本大震災の時の様に、一致団結してコロナウイルスに立ち向かうべき時だよね。

2020年04月07日