恐山いた子の独り言

「春になって桜は咲いたけど、日本のコロナ撲滅の桜は咲かない?」

桜前線も、北上を続けて4月下旬に本州最北端の下北半島にも到達したんだよね。4月に入って暖かい日が続いたので、一気に桜が開花したという感じだったよね。
青森県って、本州最北端にあるので、例年、桜の開花は4月20日以降になるんだよね。全国的にも桜の名所で有名な弘前公園の桜も、4月下旬から5月の連休にかけて盛りになって大勢の観光客が訪れるんだけど、去年はコロナウイルスの影響で、例年なら盛大に行われる桜まつりも中止になったし、今年は、密を避けて、公園内一方通行で、路上飲食禁止で開催されたんだけど、祭りという解放感からは縁遠い雰囲気になってしまっているよね。
しかも、全国的には、4月の下旬にかけて、新型コロナウイルスの流行の第4波が猛威を振るっていて、緊急事態宣言が出されている状況では、桜を楽しむという雰囲気ではないよね。
新型コロナウイルスのワクチン接種も、欧米ではかなり進んでいるのに、日本では始まったばかりだよね。今の状況では、ワクチンの接種が進み、欧米並みに外出自粛が解禁になるのはいつの事かと案じられるよね。日本は島国なので、ウイルスのパンデミックなど経験してこなかったから仕方ない部分もあると思うけど、対策が後手後手に回っている感じが否めないよね。せっかく春が来て、桜が咲いて、気分はウキウキだったのに、日本の新型コロナウイルス撲滅という桜は未だ咲きそうにないよね。

2021年05月08日