恐山いた男の独り言

「ミャンマー国軍のクーデター後の取締に抗議!」

ミャンマー軍のクーデターに対する国民の抗議活動が広がっているよね。マスコミの報道では、700人を超す犠牲者が出ていて、大惨事になっているよね。
いた男が心を痛めているのは、軍部とか警察の取り締まりが度を過ぎて、軍の兵士とか警察官と国民の間で憎しみが生まれつつあるということだよ。実際の報道の画面を見ても、軍の兵士も警察官も、過剰と思われる暴力行為をしている映像が放映されているよね。明らかに法の執行行為から逸脱して、感情的に暴力をふるっているのが見て取れるよね。
最近のニュースでは、軍の兵士とか警察官による略奪行為まで発生しているということだから、正規軍とか警察というレベルではなく、国軍とか警察が盗賊になり果てているしまつだよね。こんな事態って、ミャンマーの国にとって由々しきことだよね。
たとえ今回のクーデター事件が民主的に解決したとしても、国軍とか警察に対する国民の不信感はぬぐいされないよね。下手をすると、シリアみたいに内戦状態になって、多くの難民が発生する危険性すらあるよね。せっかく、アジア最後のフロンティアとか言われて、将来の発展が期待されていた国なのに、その芽を摘んでしまうようなことにならないかと、いた男は心配しているんだよね。
ミャンマーの建国の父と言われるアウンサン将軍(スーチーさんの父)は、日本に亡命していた時代もあり、小説「ビルマの竪琴」にあるように、多くの残留日本兵が建国の戦いに参加したという経緯もあるので、親日的な人が多いんだよね。日本人としてもミャンマー国民のために力になってあげたいよね。

2021年04月15日