恐山いた子の独り言

「逐次投入の愚?」

新型コロナウイルスの第4波襲来している状況だよね、2度目の緊急事態宣言が解除されて、直ぐにリバウンドが来ている状況だよね。特に、一足先に2月末に緊急事態宣言を解除した大阪を中心とした関西方面で猛威をふるっている状況だよね。関西が緊急事態宣言を解除してから約1か月遅れで東京を含めた全国で緊急事態宣言が解除されたから、東京もいずれ大阪と同じ状態になるということだよね。
全国的な緊急事態宣言の解除に関しては、多くの国民が時期尚早だという声が多かったと思うけど、経済の面を考えての事だろうけど、明らかな失敗だよね。新型コロナウイルスの流行抑制と経済的打撃の改善という、相反する状況のバランスを取らなければならない政治的理由は理解できるけど、ちょっと良くなると警戒を解除して、解除後するにまた感染爆発が起こり、の繰り返しをしている気がするよね。
いた子が思うに、政策の逐次投入のようなことがやられていると思うんだよね。一つの政策を打つにしても、効果が徹底しないうちに止めてしまうので、効果が不十分で、せっかく打った政策も元の木阿弥となり、再び同じ政策を打っているという悪いパターンだよね。
緊急事態宣言をやるなら、患者ゼロになるまで徹底的にやって、その間の経済的保証は政府が徹底的に払って、患者ゼロになるまで徹底する方が、新型コロナウイルスの防疫という面からも、経済面での救済という面でも最良の政策だと思うんだよね。緊急事態に対処するのに、勢力の逐次投入は最も愚策だよね。太平洋戦争の時のガダルカナル戦のように歴史的にも勢力の逐次投入で失敗している例は多いのだから、「逐次投入の愚」は学習しないといけないよね。

2021年04月14日