恐山いた子の独り言

「ミャンマーの軍部クーデターと国民抗議運動に思うこと」

ミャンマーの軍部によるクーデターで、ミャンマー国民の抗議運動が活発になり、国家機構が麻痺している状況になっているよね。最近では、ミャンマー軍の発砲で国民の死者が出る状態になってきているよね。
いた子が思うには、自国の軍隊の発砲で国民が死亡するという事実は決してあってはいけないことだと思うんだよね。何故なら、国軍というのは、国家と国民を守るための組織だから、国民に銃を向けるようなことがあれば、国軍としての大義名分を失うことになるんだよね。国民を守るための組織だから、税金を使い、一般国民が保持してはいけない大砲とか機関銃を持つことが許されるんだよね。そうゆう意味では、国民に銃を向ける軍隊は、すでに国軍ではなく単なる私兵集団になってしまっているので、国税を使って、大砲とか機関銃を保持する資格は無いんだよね。
国軍が国民を守るために義務を果たさないと悲惨なことが起こるんだよね。太平洋戦争末期に、ソ連軍が満州に進行して来た時でも、軍隊が真っ先に逃げて、国民を置き去りにしたから、中国残留孤児問題などという悲惨な事件が起こったんだよ。国軍が国軍として機能していればあんな悲惨なことにはならなかったんだよね。
事実、満州の一部の軍隊は、住民を集めてソ連軍と戦いながら一人も落伍者を出さずに撤退して来た部隊もあったんだよ。国軍の使命って、いざというときは国民を守って国民のために犠牲になることだから、そうゆう尊い使命を持っているから、国軍は特権を与えられ、国民から尊敬されるんだよ。国軍が国民に銃を向けた時点で、自ら自分達の存在意義を否定しているのと同じことだよね。国民に発砲して死者を出している国軍なんてもってのほかだよね。

2021年03月22日