2020年11月7日 更新分

七福神の森の間伐材乾燥小屋が完成しました。

七福神の森に切り捨てられている間伐材を取り出して、バイオマスチップにするプロジェクトが進んでいます。今回は、山中から架線(前回の写真で紹介)で取り出した間伐材を乾燥する小屋を作りました。
乾燥小屋は、道路に近いベースキャンプに建設しました。木材を乾燥させるだけなので、整地して山の斜面を掘り返すより、そのままの多少傾斜のある地形を使って建てて、木材を置く土台を調整して水平を維持することにしました。最初に、短めの鉄パイプを打ち込みこれを基礎として、3mの鉄パイプの柱を立て、梁を掛ける作業をしました。屋根は、鉄パイプの梁に、角材を固定して、角材と木製の板で屋根の骨組みを作り、屋根としては、透明の波トタンを貼りました。外壁周囲には、ブルーシートを張り、風通しを良くするため屋根とシートの間に空間を開けました。出入口は、風通しのため、防風ネットを3重にして移動式のカーテン方式にしました。詳細部分を見ると、多少の難はありますが、鉄パイプ小屋第一号作品としてはまずまずかと思います。